「走り高跳び」「背面跳び」助走のコツとやり方を徹底解説!!助走の練習は何から始めればいいの?

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この記事で得られるもの

走って跳ぶ競技ですから「助走」はとても重要な役割を果たします。
助走と踏切で跳躍の質の約9割が決まると言われるくらいですから、
いかに助走が成長の鍵になるかがわかると思います。
この記事では「助走の基礎知識」を習得し、「実際に助走を行ってみる」
段階までをサポートいたします!

※この記事は「背面跳び」の記事になります。

走り高跳びは体力や根性などではなく、技術力のスポーツです。
力尽くで記録を出したり、当日なんとかなったりすることはほとんどありません笑

そのため記録を伸ばすには基本をしっかり理解して、一つ一つの技術力を磨いていく必要があります。
といいつつもそれでは跳ぶまでに時間が経ってしまうので、まずは跳んでみる!から行いそのために
必要な助走からまずは学んでいきましょう!

助走の基礎知識

助走の役割

走り高跳びは上に跳ぶ競技であるため、横方向の力を上方向に変えてあげる必要があります。

、、とむずかしい物理の問題みたいな話になってしまいましたが笑

例えば立った状態からジャンプするより、走ってきてからジャンプした方が高く跳べることはみなさんも経験済みでしょう!

バスケのダンクシュートなども走ってきた勢いで行いますよね(^^)

走り高跳びはこれをもっと効率よく上方向の力に変えるための助走を行うことになります。

ここで覚えて欲しいのは、ジャンプ力を伸ばしたければ助走を改善する!ことです(*´∀`*)

それでは具体的な助走の取り方をご説明いたします♪

走り高跳びはただ真っ直ぐ助走をとるのではなく、真っ直ぐ走る箇所とカーブして走る箇所の2箇所があります!

この2箇所の助走は同じ助走でも役割が全く異なるので、それぞれ分けてご説明いたします。

直線の助走

直線の助走はスピードをつけるための助走になります!

かといって思いっきり走って良いわけではありません笑

スピードが無いともちろんジャンプ力は落ちますが、スピードがありすぎると踏切時の足への衝撃がとんでもないことになります😱笑

それはすなわちスピードを十分に活かせないことや怪我にもつながってしまうため、自分に合ったスピードが必要になります!

どうやって決めたらいいの?って疑問については後ほどご説明いたします♪

カーブの助走

カーブでは走ってきたスピードを上方向に変えてあげるための助走になります!

遠心力という言葉をご存知でしょうか?

車などがカーブする時に外側に吹っ飛ばされそうになるあの現象です笑

要は走り高跳びは直線でスピードをつけてカーブで曲がり遠心力で上方向に吹っ飛ばされる!という仕組みでジャンプ力に変えています!(^o^)/

なんとも危険そうなスポーツに聞こえますね笑

実際に助走してみよう!

以上2つの助走パートを組み合わせて跳躍を行います♪

それぞれの助走の役割を理解できたら、次は自分に合った助走の決め方をレクチャー致します(^o^)/

踏切足の決定

まずはどっちの足で踏切を行うかを決めなければなりません!
それによって走り高跳びは助走開始位置が異なるからです。
基本的に踏切足は、

  • 右利きの人 ➡︎ 左足で踏切
  • 左利きの人 ➡︎ 右足で踏切

がスタンダードです。
しかしやりやすさは人それぞれなので自分がしっくりくる方で。

そして助走開始位置は、

  • 左足踏切の人 ➡︎ マットを正面にして右側から
  • 右足踏切の人 ➡︎ マットを正面にして左側から

となります。
詳しくは右図をご覧ください。

カーブ助走を決める

歩数はカーブを先に決めてから直線を決めた方がスムーズです。

ここでは直線助走とカーブ助走の変わり目、すなわちカーブ助走をし始める位置を決めます!

カーブの歩数は初めは3歩→5歩と増やしていくとやりやすいです。
一般的には5歩〜7歩が平均くらいでしょう。
左足踏切を例に説明するので、右足踏切の方は逆でお考えください。

■練習方法〜まずは3歩から〜

  • 右図の①から「左・右・左」とテンポよく弾むように助走しましょう。
  • この時体を⭐︎印の方に倒しながら行いましょう!
  • そうすると自然とカーブを描いて助走しないと倒れてしまう感覚を得るはずです。
  • このカーブの最後の踏切位置を◎の位置(踏切位置)に合うように①の位置を決めるのがカーブ助走の決めるべきポイントです!

この段階で正確に納得いくまで決める必要はないです。
この後直線の助走が加わると、速度が変わるので歩幅や感覚がまた変わるからです。

大体の位置と感覚だけわかったら直線の助走決めに移り、その後に微調整を行いましょう!

直線助走を決める

■練習方法〜まずは4歩から〜

  • 右図の②から「左・右・左・右」とテンポよく弾むように助走しましょう。
  • カーブの助走で決めた①のポイントに最後の右足で踏み込めるように調整しましょう。

直線助走をした後にカーブ助走を行うと、先ほど決めたカーブ助走の位置や歩幅が変わることになるので、
ここからは直線とカーブの助走をお互いに調整していきましょう!

もし直線からの助走から決めてしまうと、カーブ助走の位置が分からず無理にカーブを行なってしまった場合、
怪我につながる恐れがあるので十分に注意してください!!
カーブ助走は意外と怪我ゲージが蓄積していきますからねヽ(´o`;

※走り高跳びで怪我を防止するために必要なことはこちらから⇩

最後に

ここまでで助走の第一歩を踏み出すことができました!

これで助走を行い踏切を行うところまではできるようになったはずです。
細かい技術や記録を伸ばすためのあれこれはたくさんあるので別記事にて紹介するとして、
まずは助走を行って跳んでみるといったことから、走り高跳びを楽しんでやってもらえたらと思います♪

それでは興味のある方はまた別記事にて会いましょう♪( ´▽`)

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